組織運営を円滑にしたいのならば、コーチングだとかモチベーションの前に、もっともっともっと相手を知って下さい。
しかし、この考え方は、会社業績が上向いているときはいいのですが、会社業績が市況の影響で下向いた場合にはかなり脆(もろ)い組織運営であることを知らされる機会も多かったです。
それは、モチベーションが気分の連鎖だからであり、好業績者が数値でしか他者から評価されていないからであり、いくらビジネスとは言え売上げの大小で信頼関係までが変わるということは、無意味というよりネガティブな爆弾を抱えた人間関係ということになるからです。
4.コーチングはモチベーションが大切だから
モチベーションは「気分」の連鎖ですから、こんなのはダメです。
「くどい」「臭い」「馴れ馴れしい」「見つめすぎる」「恐い」「不思議なくらい黒い」「病的に白い」「自分の話しかしない」「時間を気にしない」「周りで聞いている人の反応を気にしない」「特定の相手ばかりと話す」「感情的になる」「自分の嗜好を無理に薦める」「宗教の勧誘をする」「ネットワークビジネスに誘う」
「ねぇねぇ、いい話があるんだけど…」と切り出す。
5.普通の人間が評価できるのは「共感」できる普通の人
結論。
雑談で、相手のことを知って下さい。
何故、自分の勤めている会社にその人が居るのか。
知り合ったら直ぐに聞いてみて下さい。
雑談で、相手に自分のことを話してください。
出身や家族、お子様や好きな食べ物など…。
雑談で、相手との距離感を測って下さい。
相手の笑顔が消えた「瞬間」があったら
相手が腕を組み始めたら、雑談は終了です。仕事に戻ります。
雑談で、雑談が好きな人と好きではない人を確認して下さい。
話しかけたとき、呼び止めたとき、目が合ったとき
その表情の変化に気づいて下さい。
このプロセスの中で、信頼関係が徐々に生まれてきます。
そして、会社で評価されていないと感じている方は、この逆を使うと状況が改善します。
コーチングという技を使うよりも、コーチングという技の背景を理解することで、もっと楽に、自分らしく、人に接することができるようになります。
でも、そんな技や心理学を知る時間があるのなら、雑談です。
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mental
2008.10.05
2008.10.02