福岡での小1殺害事件、なんとも悲しい結末になったようです。。。 こういう事件があるたびに感じるのは、社会全体が「子どもを産むことが怖い」あるいは「損だ」(=一生懸命育てても何に巻き込まれるかわからないから)のような風潮になるのを避けたいということです。
これも残念ながら「きっと母親が犯人だよ」のようなコメントがネット上に飛び交っていました。
しかし僕が見た事実。
「たとえそうだとしても、言ってはいけない言葉です」
このコメントに賛成のコメントが多数。心無い発言者は「表現の自由」を振りかざし反論。
それに対し再度上記発言者は
「表現の自由がいかなる場合も許されるのであれば、名誉毀損は成り立ちませんよね」
これまた賛成の意見がどどどっ…とつき、反論者は口を閉ざしました。
人のことを慮り発言する人、その人を守ろうとする人が多い瞬間を見て、胸をなでおろしました。
2.「悪いのは母親個人だと思ってる人がたくさんいるんだろうけど…どれだけ母親は苦しんだか、何でまわりは何もしてあげられなかったか…そういうことまで思いを馳せないと、いつ自らが同じ状況に陥るかわからない」という、とある母親の意見を(ネット上で)目にした。
心に響いた文章でした(表現を変更しています)。
他人事じゃないんです。自分も同じ状況になる可能性があるかもしれないんです。
だけどそんなときはみんなで悩みを共有しましょうよ。
話し合っていきましょうよ。
助け合っていきましょうよ。
そんな叫びに触れたような気がして…
子どもをいとおしく思う母親の気持ちと、温かい気持ちと…いろいろなものを感じることができました。
3.今日も我が娘は笑顔をふりまき、周りの人の笑顔を呼び込んでいる。
30半ばまで子どもがいなくて、一生子どもができない人生も想定していましたが、いざ授かるとほんとにかわいいものです。
この子のためなら何でもしてあげたいと思います。
また、そんな愛情を子どもが感じてくれたのであれば、その気持ちを僕のような親に返すのではなく、他人に返して欲しいと思います。
そしてそれがわかってかわからなくてか…
まだ1歳になったばかりの子どもなのに、他人とすれ違うときに「にこーっ」と笑います。
周りの人が笑顔に溢れます。
そんな経験を何度も何度も何度も…できる社会の方が幸せです。
そして今僕も、幸せです。
子どもが幸せになる社会こそが、一番大人も幸せを感じられる社会ではないでしょうか。
子どもが笑顔でいられるために、大人も精一杯、笑顔でいませんか?
教育に携わっている人間だからこういうのではなく、一人間として、心底そう願います。
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