地球温暖化問題への興味・関心の高まりとともに、環境問題への注目レベルが高くなってきました。 今は「教育」を中心に活動している僕ですが、以前は「環境」が中心のテーマでした。 …とはいえ、僕の中では、以前と昔、「やりたいこと」はそんなに変わっていません。 僕のこれまでの「環境」への取り組み方を振り返りながらの日記的記事ですいませんが、何か発想のヒントにでもなりましたら。
◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
20日、「チームワーク・オブ・ザ・イヤー」の表彰式に続き、お世話なった大学の研究室の同窓会へ参加してきました。
◆「チームワーク・オブ・ザ・イヤー」
http://team-work.jp/year/index.html
せっかくですので教授と研究室を紹介。
◆花木啓祐教授
http://www.esys.t.u-tokyo.ac.jp/member/hanaki/index-j
◆花木・栗栖聖研究室
http://www.esys.t.u-tokyo.ac.jp/esys.html
花木教授は、理系・文系の垣根を越えた総合的な環境問題を研究されています。
僕も卒論が「環境教育」で、当時工学系の卒論としては異質。
アンケートを主体にした、社会学よりの卒論でした。
僕からの持ち込み企画だったんですが、受け入れてくれた花木教授には今でも感謝しています。
花木教授の書籍『都市環境論』。総合的に環境を学習したい人は是非どうぞ。
http://www.esys.t.u-tokyo.ac.jp/member/hanaki/BookIwanami-j.html
さて、環境問題に興味のある方、若い人を中心に大変多くなってきています。
…とはいえ、環境問題は多岐に渡っているため
「環境問題について携わりたい!」
という気持ちでストップし、
「環境問題の何を一番やりたいのか」
を明確にしていない方もたくさんいらっしゃるような気がします。
明確化と、いうと、高校生くらいの年頃では
「国際的な環境問題に取り組みたい!」
というものですでに「えっ、具体的じゃん」と思っているらしいです(苦笑)。
ここまで抽象的ではなくても
「廃棄物を削減するために!」
「温暖化問題を解決するために!」
というもので「具体的」と言うんですね。
でも、これでは実際には答えになっていないんですよね。
問題解決、といっても、工学的アプローチから、政策立案をメインにする方法(これですと政治学中心でしょうか)もありますし、基礎技術の研究(これだとどちらかというと理学的要素が強いでしょうか)もありますし。
だから、上のような気持ちは大切なんですが、真剣に環境問題に関わっていきたいのであれば
「その中で何を?」
ということを、書籍やインターネットで調べたり、人に聞いたりしながら、具体化のレベルをあげていくことが大切なんです。
※ここで「そうはいっても誰に聞いたら…」「どうやって調べたら…」と思うのは、まだまだ「真剣」の度合いが足りない!
次のページむしろ「絞りすぎると他のことができなくなる」ということ...
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2008.09.23
2008.09.29