ビジネスパーソンにも転用可能な「グー!」でお馴染みエドはるみと、エアあややでブレーク中のはるな愛の、「だから売れたのではないか」という共通項とは?
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最近、「グー!」でお馴染みのエドはるみと、エアあややがブレーク中のはるな愛をテレビで、見ない日はない。
なぜ、彼女たち(一人は彼(!?))は、ここまでブレークしたのだろうか。
その要因の一つに、二人の共通項として在る、番組内のトークで垣間見えるコミュニケーションスキルの高さがあるように思う。
具体的にいうと、「相手の発言に対するレシーブの巧さ」である。
話が飛ぶが、コーチングで、相手とのラポール(信頼関係)を作るテクニック(技)の代表的なものに、このようなものがある。
■バックトラッキング
■ミラーリング
■ペーシング
二人は、意識してか、無意識のうちかはわからないが、この3つを、見事に体現しているように私には感じられる。(コーチングでは、この3つの前段階として、笑顔で、しっかりと相手の発言を受け止めようとする姿勢(気持ち)をもつべし!ということがあるのが、これも見事だ。)
「バックトラッキング」とは、相手の発言のキーフレーズを拾って繰り返すことをいう。バラエティ番組でのタレントさんの発言は、何がしかの「狙い」をつけたり相手のリアクションを狙うものが多い。二人は、見事に、発言者のキーフレーズを繰り返し、拾っている。(発言者は、非常にトークしやすいはずだ)
「ミラーリング」とは、相手の表情や、声のトーン、テンションに同調することをいう。特にはるな愛は、発言者のリアクションやトーンに合わせて、やや大げさに、手の動きなどは真似ている。
「ペーシング」とは、空気感や、話すスピードなどを、相手のペースに合わせることをいう。二人を見ていると、相手のペースに合わせて、うなずくスピードを変えているし、オチのところではハイスピードで大きく笑い、悲しい話のところでは、ゆるやかなペースにテンションを落としたり・・・と、見事にそれができているように思う。
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タレントとして、売れるためには、もちろん「芸」や「キャラクター」など個に帰属する要因や、事務所の強さなどの政治的な部分もあるだろう。しかし、それに加えて、共演者やスタッフなどから「あの人となら安心だ」とか「あの人と一緒にやりたい」と思ってもらえることも必要ではないだろうか。
人間の脳は、「愛されたい(受けいられたい)」という欲求を発するようにできている。コーチングの本に、よく「受容することが大切です」と書いてあるのは、相手が「受け入れられている」と感じてくれてはじめて、「愛されたい」という欲求が満たされ、自分に対して安心感をもってくれるようになるからだ。上で書いた3つは、そのためのスキルである。
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