「コーチング」 数年前からもてはやされている技法の1つですね。 この「INSIGHT NOW!」でも活躍されているコーチの方もいらっしゃって、記事から大変勉強させて戴いています。
◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
しかし、どうも「コーチ」という職業の方は苦手のようです、僕は。
※もちろん、個々人を見て判断するので、一概に「コーチ」というだけで決め付けることはできないのですが…。
初めて「コーチ」に出会ったのは、約4年前。
そのコーチ、とかく一方的にしゃべくりまくり、自説を相手に「説き伏せる」様に説明する方でした。
そして次に出会ったコーチもまったく同じタイプでした。
※この過去体験が今の「コーチ」のイメージに少なからず影響していることは否めません(苦笑)。
コーチングスキルとして「傾聴」がよく語られますが、今にして思えば、はてこのコーチさん、傾聴って知ってるのかしら、と思います。
しばらくした後に出会ったコーチさん(正確に言えば「コーチ」の資格を持っている方、とでも申しましょうか)。
最初にうんうんとうなずいてくれる、でも結局、最終的には自説を伝えたい、という思いが強く、そのときの会話をすべて文章にすれば、結局「人の話を聞いていない」ってことが一目瞭然となる会話をされている方でした。
この方としばらくメールのやり取りがありました。
その方のメールの文章は
・最初に時候の挨拶、あるいは(その前のやり取りで意思疎通が図れていなかったようなことがあれば、それに対する)謝意の表明
・本題が入り、必ず「?」、つまり、相手に聞きたい事が含まれる
・最後に「お手数ですがお返事ください」のような文言で終わる
ことがほとんど。
そしてメールのやり取りから伺える姿勢は
・こちらが要件があり、「お手透きのときにお返事を頂戴できれば幸いです」のような文章で締めくくったときの返信はまちまち(ないこともあり)
・先方からのメールは「自らが得たいもの(情報なりなんなり)」がない限り届かない、つまり、相手のお祝いなど、「相手が喜ぶであろう」気持ちだけで発するメールはなし
という感じで。
結局「技法」としてのコーチングを身につけているだけですよね。
きっと根本的には「相手を説き伏せるためにコーチングの技法を利用する」なんて思いがあるのではないですかね。
技法の重要性も否定はしません。
ハートだけあって技術がなく、「ハートさえあればきっと相手に伝わる」ばかり連呼する人の中には、本当の意味でのハート(=相手に伝わってなんぼだよね、という気持ち)がない人もたくさんいます。
次のページハートがなければテクニックも活きません。
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