過保護とエリート主義に反発!といえば聞こえがいいが、そんなたいそうなことではないです。
なにかにチャレンジする。答えを求めて調べる。
そして失敗する。間違える。
それは振り出しに戻ってしまうということ。
もう一度同じ事をしなければならないからだ。
しかし、ほんとうにそうなのだろうか。
そこに見えてくるのは 「無」 かどうか。
失敗、間違えは 「無」 ではない。
経験が備わるから。
次にチャレンジするときに、前回の失敗が活かされる。経験から新しい発想が出てくる。
そう。
「無」 以外はすべて自分の糧になるのだ。
だから、
「なにもやらない」
が、一番の悪である。
自分が子供と接するときに一番気をつけていることは、
「黙って見ている」こと。
子供が何かをやろうとしていてなかなか上手くいかないときに、ついつい手を貸してしまったり、やり方を教えてしまったりしないように、黙って後ろで見ていようと心がけている。
親は子の手を引っ張って導く必要があるのだろうか。
僕は、尻を拭くだけでよいと思う。
そう言いつつなかなかうまくできないんですけどね。