「石原都知事は強引に移転させようとするなー!」という労働組合のシュプレキコールにも似た地割りのような声、労働運動に使う旗のようなものを持った人々が有楽町の駅前を通過していくのを先日(2008年7月12日)目撃しました。数百人~1000人はいたでしょうか?
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、中小業者さんへの移転資金援助などの施策で、運動熱は下がるかもしれないな、と思います。
移転反対の錦の御旗を掲げられる資格のある人は、主体者たる中小業者さんだけですから、運動家の人々がいかに叫んでも、運動に見える状況を作れば、こういった動きは鎮静化するのではないかな、と思います。
別に、豊洲にあっても、築地市場という名前にすれば、ブランド問題は解決ですし・・・。
全体の因果関係を因果ループダイヤグラムに書き表して見ると、クリティカルなポイントと、そうでないポイントが見えてくるように思います。
汚染されていない土地を求めるというのは、現実的ではないように思います。この東京に、そんなに澄んだ土地があるんでしょうか・・・。
この問題のフォーカスで語ると、アスベストとベンゼンをどう比べるのでしょうかというところに行きますよね。では、第三の土地ですか?、と。
どこでも、何かしらの問題を持っていると思います。
その中で、みんながそれなりに満足できて、食っていける、できればみんなが儲かる解を見つけられるか?というところではないかな、と思うのです。
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2008.12.06
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2008.07.17
2008.06.22
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。