~スタートアップ期(2年間)に生じる壁と対策~ 会社とは何か、事業とは何か、お金とは何かといったことをお話したいと思います。 私は起業を決意して、行動を起こし、何度も何度も失敗を繰り返し、ようやく2年を乗り切った新米の経営者です。まだ成功しているわけではありませんが、私がなぜ起業をし、何に失敗し、何を学んだのかについて率直にお話することで、皆さんの将来の糧にしていただければ幸いです。
読んでいる本に紹介されている本を読む、ということもよくあります。いわば“芋づる式読書”ですが、これをアマゾンで体系化できないものか、と。
複数の本の「関係性と重要性を変数で表すマップ」があるといいなと、考えるわけです。関係性は、どのレビュアーが同じ本をレビューしているかなどの情報からはかることができるだろうし、重要性はランキングから計測できます。情報を構造化し、意味に変換する一例ですね。
あるいは、いまやっているのは先ほども述べた有価証券報告書の完全ビジュアライゼーション。有価証券報告書なんて、正直読む気がしません。でも、それが本やDVDを“ジャケ買い”するように、パッと見た目で判断できればいいな、と。たとえば、監査法人の判子の押し方で、悪い会社かどうかがわかるとか(笑)。情報を意味あるものに可視化するビジネスです。
ほかにもあります。
たとえば「歴史マップ」。世界地図があり、その上にバーがあって、紀元前500万年前のバーを動かすと、世界の様相が変わって見えるというしくみはどうでしょう。クリミア戦争とマリーアントワネットの処刑とアメリカ独立戦争がどのように有機的につながっているのかが一目でわかるというしくみです。
六法全書だって、スキャンニングして可視化できれば、もっと法律が身近なものになるのではないでしょうか。
考えるだけでも楽しいし、実現すればもっと楽しい。こういう「知の流通ファーム」こそ、シェアーズが目指している方向です。
~2章 「起業-3つの大きな失敗」に続く~
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世界を変える会社の作り方
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