DoingはBeingの副産物である

2025.11.05

組織・人材

DoingはBeingの副産物である

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

多くの人が「どうすれば成果が出るか」「どうすれば人が動くか」を学ぼうとする。 行動の仕方、伝え方、マネジメントの方法――いわゆるDoing(やり方)だ。 だが、いくらDoingを変えても、なぜか結果が続かない。 一瞬うまくいっても、しばらくすると元に戻る。 それは、外側を変えても、内側が変わっていないからだ。

4.データが示す、在り方の時代

Harvard Business Publishing の「2023 Global Leadership Study」によれば、
68%の企業が「不確実性を受け入れる力(Being)」をリーダーの最重要資質と回答している。
また、2025年版では、55%がAIや機械学習への“適応姿勢”をリーダー育成の中核に据えている。

一方で、Korn Ferryの「Workforce 2025調査」では、
43%の従業員が「上司が自社の方針と整合していない」と感じている。
つまり、「何をやるか(Doing)」が問題なのではなく、
「どんな在り方でそれを行っているか(Being)」が問われているのだ。

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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