/歴史に学ぶ、というのなら、都合の良い極所的な失敗例や回復例を論じるのではなく、ギリシアやローマ、イスラムなど、あれほどの文明が、どうしてどうにもならず、どこもわずか百年足らずで急激に滅びてしまったのか、大きな視野から、よく考えてみたほうがいい。/
歴史に学ぶ、というのなら、都合の良い極所的な失敗例や回復例を論じるのではなく、ギリシアやローマ、イスラムなど、あれほどの文明が、どうしてどうにもならず、どこもわずか百年足らずで急激に滅びてしまったのか、大きな視野から、よく考えてみたほうがいい。国としてそのままトータルに存続することなどありえない。が、じつは、幸い、国民が全滅するわけでもないのだ。政治家たちのありもしない扇動話、できもしない夢物語に現を抜かしているより、滅びる国の中での自分や家族の生き残り方を冷静客観的に考えてみたほうがいい。
純丘曜彰(すみおかてるあき)大阪芸術大学教授(哲学)/美術博士(東京藝術大学)、東京大学卒(インター&文学部哲学科)、元ドイツマインツ大学客員教授(メディア学)、元東海大学総合経営学部准教授、元テレビ朝日報道局ブレーン。
哲学
2024.12.02
2024.12.09
2025.02.01
2025.02.17
2025.03.31
2025.04.08
2025.05.02
2025.06.07
2025.07.15
大阪芸術大学 哲学教授
美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。
