存在が希望を与える。自分の存在価値に気づくとき。

2024.08.12

組織・人材

存在が希望を与える。自分の存在価値に気づくとき。

永嶋 泰子

仕事や子育てでいきづまり、生きづらさを感じていませんか? かつて同じように感じた私は、ある欠点に気づいたことで格段に生きやすくなりました。 この記事では、生きやすくなる方法とそれにまつわるエピソードを具体的にお届けいたします。

価値の喪失感に向き合う


「生きる意味はあるのだろうか?」

あなたは、そう思ったことはありますか?
私には、あります。 生きている意味を失いそうになったことが。
当時、私の人生は「絶望」でした。
子どもを亡くし、そのショックから食事を作ることも、電車に乗って一人で出かけることもままならなくなりました。
しかし、再び母になり子育てを経験し、私の考えは変わりました。

「自分の存在が、人に希望を与える」と心から思うようになったのです。
とは言っても、信じられないかもしれません。

しかし、あなたが存在することで、誰かの励みになっているかもしれないのです。
つまり、いまあなたが経験していることは、同じような経験をした誰かの役に立つということです。


私が絶望から救われたのは、同じ経験をした方のブログを読んだからでした。

何時間もかけて必死にインターネットから検索をし、必死にたどりついたのがそのブログ。 夜だろうと関係なく、何度も何度もそのブログを読みました。 時には、涙を流しながら、「ああ、同じ経験をした人がいる。 そして、こんなにつらい経験をしても笑える日が来るんだ。」そう気づけたのは、大きな希望だったのです。

思いどおりにならない人生を楽しむ方法


人生に意味を見いだせなくなった理由は、自分の人生を自分の思うようにコントロールできなかったからでした。
当時の私は、人生とは「思いどおりにするもの」というレッテルを貼っていたのでした。

これは私の欠点でした。

白黒はっきりさせたい性質を持っていた私は、何にでもレッテルを貼って「こういうもの」と決めつけていたのです。
しかし、決めつけても人生はそのようになるとは限りませんよね。 「なぜ思うようにならないの?」と生きづらさを感じることが圧倒的に多かったのです。
「思いどおり」になるものもあれば、思い通りにならないものもあります。 どんなに気をつけていても、アクシデントが起こるように。


子どもを亡くしたことは、アクシデントでした。
死は誰にでも訪れます。 そして、それをコントロールすることは、医師でさえもできない。
当たり前のこの事実。 私は子どもを亡くすことによって初めて体感し、そして「人生は思いどおりにするもの」というレッテルを見直さざるを得ない状況に追い込まれたのでした。
しかし、見直したことによって新しい発見もありました。
「生きづらい」と思っていた原因が、レッテルを貼ることにあるのだと気づけたからです。

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永嶋 泰子

「感動の先にビジョンがある」を理念として、ビジョンを持って目標を実現する「3ヶ月メソッド」を考案。 33歳で第一子を亡くし逆境から立ち直った経験をもとに、アメブロ、インスタグラム、Facebook等で継続的に発信を行なっている。 人の強みをみつけることを強みとし、イベントやコンテンツ制作のプロデュースなどを得意とする。 ▼アメブロ https://ameblo.jp/moharinayasuko ▼インスタグラム https://www.instagram.com/hanayasuko_1030/ ▼Facebook https://www.facebook.com/nagashima.yasuko

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