ビジネスパーソンが知るべき真の目標設定

2024.07.29

組織・人材

ビジネスパーソンが知るべき真の目標設定

永嶋 泰子

​​心理学者ヴィクトール・E・フランクルの言葉を通じて、あなたのキャリアと人生を豊かにするヒントがここにあります。さらに日々の緊張や挑戦が、長期的な自己成長と充実感に繋がる方法を40代ビジネスパーソンに向けて、自己成長と満足感を追求するための実践的なアドバイスを提供します。

人間が本当に必要としているものは緊張のない状態ではなく、彼にふさわしい目標のために努力し苦闘する事なのです。

ヴィクトール・E・フランクル


「ラクをしたい」「頑張らずに成果だけほしい」と思うことは、誰もがあると思います。

もちろん、私もあります。

目標のために努力するのは、必要だとわかっていながらも苦しいからですよね。

ですが、私自身の人生を振り返ると自分を成長させてくれたのは、まぎれもなく日々の緊張でつらくて夜も眠れないような時期でした。

当時、人生とはなんと理不尽でつらいものかと思ったほどでした。

だからこそ、あえてお伝えしたいのです。

つらく苦しく、夜も眠れない日があるからこそ、人間は自分の頭で必死に考えて成長するのだと。

たしかにその時は苦しみしかないのですが、年月が経つと「あのときの経験があったおかげでいまの私がある」と考えるようになりました。

そして、いまの状況に感謝することすらできるようになったのです。


正しい目標の立て方

落ち着いて過去を振り返ってから気づいたのは、目標のために努力するのならば“本当に自分が叶えたいこと”をした方が人生は充実感でいっぱいになるということでした。

誰に決められたわけでもない、自分にとってふさわしい目標を自分で定め、それに向けて突き進むということです。

とはいえ、見渡してみると誰かに決められた目標を達成しようとする人は多いものです。

たとえば、会社では「売り上げ目標」「利益率の目標」などありますね。

心から“達成したい”と思って挑戦していることでしょうか?

上司から言われたから…、

会社の決まりだから…、

もっともらしい理由をつけて「自分が」本当に達成したいことから目をそらしているのではないでしょうか。

そのような目標では、達成できたとしても「次も達成できるのだろうか」と不安になることでしょう。

私が今回お届けする「目標」とは、誰かに決められた目標とはまったく別のものです。


いい人生だったと思えるかどうか

真の目標とは、人生の最期を迎えたときに「私の人生はいい人生だった」と心から思える、そんな目標なのです。

これからあなたに、「私の人生はいい人生だった」と思える目標を立てる方法をお伝えいたしますね。

まずは、ノートとペンを用意してください。

ノートは何も書いていない新品がいいですね。

次に、自分一人になれる時間をつくってください。

(誰にも中断されない時間というのがポイントになります)

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永嶋 泰子

「感動の先にビジョンがある」を理念として、ビジョンを持って目標を実現する「3ヶ月メソッド」を考案。 33歳で第一子を亡くし逆境から立ち直った経験をもとに、アメブロ、インスタグラム、Facebook等で継続的に発信を行なっている。 人の強みをみつけることを強みとし、イベントやコンテンツ制作のプロデュースなどを得意とする。 ▼アメブロ https://ameblo.jp/moharinayasuko ▼インスタグラム https://www.instagram.com/hanayasuko_1030/ ▼Facebook https://www.facebook.com/nagashima.yasuko

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