本記事では、採用を単なるコストではなく投資と捉え、企業のビジョンを明確に発信することで、共感を呼び、長期的に定着する人材を確保する方法を紹介します。 過去の成功体験を踏まえつつ、現在の労働市場の変化に適応するための具体的な対策を探ります。
では、貴重な人材を採用し退職を防ぐための具体的な方法はあるのでしょうか?
ビジョンの重要性
ズバリ!あなたの会社の価値観に共感してもらうことです。これは「ビジョン」とも言われます。あなたの会社にビジョンはありますか?ビジョンとは、人生の地図のようなものです。あなたの会社が行先を見失わないように、常に指針となるものです。
そのビジョンを明確に描き、そのビジョンに共感した人を採用し、育成していくのです。
SNSを活用した採用
たとえば、今の時代は求人広告を出す際に人材エージェントを通さずにできます。
ホームページや無料SNSのおかげです。
私が通う美容室では、採用はすべてインスタグラムで行っていると聞きました。SNSはうまく運用すれば、求人広告にお金をかけなくても全国から人が集まってきます。
効果的な情報発信
このSNSでの発信を情報発信といいます。ですが、単に情報を流しているだけでは人は集まりません。私自身、会社を退職した後にSNSでセミナーを開くためにブログから20人を集めたことがあります。
しかし単に発信するだけでは、アクセス数も0~10がいいところです。これは誰にも見られていないのと同じ数字です。
では、どのようにすればアクセス数を上げ、あなたの会社を魅力的に伝えることができるのでしょうか?
その時に必要なのが、ビジョンなのです。
ビジョンを持つことで、「こんな未来が描けるんだ!」と人はワクワクし、共感していきます。
最初はもちろん結果はすぐには出ません。また、発信をコンスタントにこなす必要があります。しかし、コツコツと積み重ねること着実に結果はついてきます。
さらに、ビジョンを通じて出逢った人は、すでに価値観が近く、共感してくれているため、初めて会ったはずなのに親しみを持ってくれていることが多くあります。
ビジョンの力
私もSNSを通じて多くの方と出逢いましたが、「まるで初めて会ったような気がしないですね」というのが挨拶のようになりました。
リアルでお逢いしたのが初めてでも、その日のうちに深い話ができ将来的には一緒に活動することも可能なのです。
この方法は採用活動にも有効です。
私自身も数回転職していますが、人材エージェントに掲載される採用条件は画一的です。あなたの会社が「どのようなビジョンを持ち、どのような人が働き、どのような“想い”で日々お客様に接しているのか」ということまでは追求されていません。そのため、応募者は条件で選ぶしかありません。
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2010.03.20
2015.12.13
「感動の先にビジョンがある」を理念として、ビジョンを持って目標を実現する「3ヶ月メソッド」を考案。 33歳で第一子を亡くし逆境から立ち直った経験をもとに、アメブロ、インスタグラム、Facebook等で継続的に発信を行なっている。 人の強みをみつけることを強みとし、イベントやコンテンツ制作のプロデュースなどを得意とする。 ▼アメブロ https://ameblo.jp/moharinayasuko ▼インスタグラム https://www.instagram.com/hanayasuko_1030/ ▼Facebook https://www.facebook.com/nagashima.yasuko