BtoBのリードナーチャリングの基礎について解説します。リードナーチャリングとは何か?何をするのか?どんな施策を行い、どんな手法があるのか?おすすめのやり方・進め方は何か?などを一問一答でわかりやすく解説します。
手法 | 概要 | KPI例 | メリット | デメリット |
ニュースレター | セミナー、ホワイトペーパーなど、レスポンスにつながるネタを配信し、CVを得て、リード育成につなげる | レスポンス数 | ・大量のリードにアプローチが可能 ・メルマガより気持ちが伝わる可能性が高い |
・コストがかかる ・時間がかかる ・効果分析しにくい |
訪問営業・対面営業 | リード育成において、対面に勝る戦術はないため、最も効果的と思われる。リードの課題や近況を聞き出し、そこから商談を作り出すことが可能。 | 営業案件化数 | 臨機応変に対応できる | ・対面・訪問する理由を継続的に作り出しアポを取ることが困難 ・工数が高くつく ・リード育成が属人化する |
テレマーケティング(電話営業) | 電話でリードの課題や近況を聞き出し、そこからアポイントを獲得し、商談を作り出すことが可能。 | APO数 | ・大量のリードにアプローチが可能 ・タイムリーな情報提供が可能 ・比較的容易・手軽に実行可能 ・臨機応変に対応できる |
・在宅の場合など繋がらないことがある ・しつこいと迷惑がられる |
セミナー | 継続的にセミナーを実施し、そこで最新技術や事例をPRすることで、製品導入の動機付けを行いリード育成する | 申込数 | ・地域密着で育成できる ・大量のリードにアプローチ可能 |
・準備が大変 ・ネタが枯渇することがある ・集客に悩むことが多い |
リードナーチャリングのおすすめのプロセスはありますか?
BtoBのリードナーチャリングのおすすめのプロセスを1つご紹介します。初めて取り組むときに、比較的、短期間かつ、少ない工数で効果に繋げられる可能性があるプロセスです。メルマガとホワイトペーパーを使ったプロセスになります。
- 見込み客リストを整理(わかりやすいのは、売りたい商品を買ってくれそうな人をリストアップ)
- 整理した見込み客リストのリードが解決したい課題を営業部門などと協議し明確化(アンケート調査などを行う余力があれば事前にやっておくとより確実)
- リードが解決したい課題を解決する方法をホワイトペーパーにまとめる
- 整理した見込み客リストにメルマガを配信しホワイトペーパーのCVを獲得
育成したい見込み客リストをしっかり整備し、その対象者が抱えていそうな課題を分析して、その上で、課題に合わせたホワイトペーパーを作成します。そして作成したホワイトペーパーを活用してリードナーチャリングに繋げていくという流れです。比較的進めやすいリードナーチャリングプロセスで、多くのBtoB企業でも取り組まれています。
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株式会社ALUHA 代表取締役社長
BtoBマーケティングコンサルティングを展開。大手IT企業、製造業を中心に、伴走型コンサルティングを展開中。リソースを効率的に活用し、最小限の工数で効果を最大化するコンサルが得意