「泣き女」そして「ラビット」 「泣き女」は、葬儀のときに呼ばれる人。 「ラビット」は、 マラソンの「ペースメーカー」の俗称です。
ペースメーカーの報酬は明らかにされていませんが、
実績が認められた人になると、1レースで100万円以上
もらえるほどだそうです。
まあ、「仕事」として考えたら、
「マラソンからどれだけの売り上げが見込めるか」
という実利的な判断が行われても仕方がないでしょう。
さて「泣き女」と通称「ラビット」は、
お互い直接的には関係ないとはいえ、
ある場を盛り上げるための作為的な
「演出」
であるという点は同じですよね。
極論すれば、
「さくら」(やらせ)
です。
非難するつもりはまったくありません。
ただ、人間社会において、
こうした仕事が必要とされることが、
そもそも不思議ではありませんか?
ビジネス的な色合いの強いマラソンはともかく、
「葬儀」
になぜ「泣き女」が必要なんでしょうねぇ?
桜の季節に「さくら」の話題を提供させていただきました。
参考にした記事:
日経新聞夕刊(2008.3.3)、および「R25」(2008.3.19)
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2008.04.11
2008.04.12
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。