【研究科長の日々のつぶやき④】本の読み方

2020.10.06

経営・マネジメント

【研究科長の日々のつぶやき④】本の読み方

グロービス 経営大学院

グロービス経営大学院・田久保研究科長によるミニコラム『研究科長の日々のつぶやき』をお届けします。 第3回目のキーワードは、「本の読み方」。 「一生で1万冊」を目標に掲げる田久保研究科長は、様々なジャンルの本を読むそうですが、読むうえで独自のルールがあるようです。

ルール①:基本的にすべて買う

まず、基本的に気になった本はすべて買うようにしています。
人から借りたり、図書館で借りたりすると、どうしても、その本に対する愛着がわかないのですよね。
単に所有欲を満たしているという側面もあるのかもしれませんが...。

ルール②:気に入った本は2冊買う

海外のことはよく分かりませんが、少なくとも日本では、本がすぐに絶版になり、入手しにくくなってしまうことも多いので、非常に気に入った本は2冊買うこともあります。
線を引いたり、角を折ったり本を「使いこんでしまう」ので。

ルール③:1フレーズでも自分に学びがあればよい

読み方で大切にしていることは、1冊に多くを求めないということです。
文庫や新書だと数百円、ハードカバーの本だと2000円前後、本は決して安いものではないですが、過剰な期待をしないよう、意識しています。
1フレーズでも、1ページでも、1章でも、何かひとつ自分にとって価値のある学びを得ることができればそれでよいと思うのです。
極論すると数ページしか読まない本もあったりします。
それでも、気に入ったものはやはり買いますが。

ルール④:本は読むのではなく「使う」

実際に本を読んでいるときは、印象に残ったところに線を引いたり、ページの角を折ったりします
これは、賛否両論あると思いますが、自分の本ですし、そのときの自分が印象に残った部分がどこなのかの記録として、後から読み返したときなどに結構、楽しめたりもします。
時間を空けて同じ本を読むと、線を引きたくなる部分が違ったりするのですよね。
加えて、そのとき考えたこと、感じたことを言葉にして余白に書き込んだりもします
「読む」というより、「使う」という感覚に近いかもしれません。

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グロービス 経営大学院

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