なぜ!?プレゼンでは複数案の提示をするのか!?

2019.08.08

営業・マーケティング

なぜ!?プレゼンでは複数案の提示をするのか!?

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

決め打ちのプレゼンは、なかなか決まらない。 コンセプトはひとつであっても、クリエイティブは、複数案提示するものである。 オススメの1案だけで勝負したいところを、複数案持っていく。 その真意をわかっていただきたい。

ワタシは、臆病である。
1案で「ダメ出し」だけされるのが怖い。


同じコンセプトで2案だしてみる。
時間があれば3案でもいい。
捨て案を考える過程は、また、プレゼンの論理の精度をあげる。
クリエイターたちの技術を磨く場にもなる。
臆病者だけに身につく術である。

プランナーの仕事は、
企画書を書くことだけではない。
偉そうにカッコいいプレゼンすることではない。
クライアントに、良い仕事をしてもらうことである。
「選ぶ」という仕事を嬉々としてしてもらうことである。

選択権を持つことは生き物の基本的欲求である。

だから、
アウトプットは、複数するものである。
それが、創る側の仕事である。
クライアントに、良い仕事を提供するのが・・・
プレゼンの本質的機能である。

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中村 修治

有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役

昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。 その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。

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