純丘曜彰 教授博士の執筆記事一覧
2018.02.28
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/時代劇に拳銃なんてウソだろ、と思うかもしれないが、そうでもない。『用心棒』に出てくる地場のチンピラの拳銃は、じつは1866年、寺田屋襲撃から逃げる途中で...
2018.02.17
十八世紀ヨーロッパの山師たちを巡る対話:フリーメイソンと外交革命
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/十八世紀、メイソンリーという新たな国際ネットワークの中で、新旧両教の対立は大きく構図を変え、北米、南米、エジプトへの近代十字軍の構想とともに、えたいの知...
2018.01.28
フリーメイソンの成立事情を巡る対話:レン・ニュートン・ラムゼー
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/フリーメイソン(自営石工)のブルーロッジは、中世、さらには古代にまで遡る。だが、近代になって、各地のロッジを統括し、政治利用しようとするゼネコン連中や投...
2017.12.14
なぜ神戸に半殺しの生木を吊してはいけないのか:震災死者を冒涜する#世界一のクリスマスツリーの売名鎮魂ビジネス
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/6434名(内閣府集計)。そのうち、9割は、15分以内の「即死」だった、とされた。しかし、15分だ。声を挙げ、助けを呼び、息絶えるには、あまりにも長い。...
2017.11.22
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/ミステリは、もともと神話っぽい怪異譚。ところが、20世紀になるころ、スマートな「知恵落とし」の本格的な「デテクション(探偵小説)」が登場してきた。しかし...
2017.11.01
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/「星」は物語。テサラクトは図書館。SFの見せかけに騙されるな。安っぽい商品物語に耽り眠るな。穏やかな夜に身を委ねてはならない。/
2017.10.23
純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授
/応仁の乱と同じく、ヨーロッパの三十年戦争も、ややこしい。しかし、そのわかりにくさの元凶は、近代の領邦国家の感覚で理解しようとしているから。むしろ近代の領...