オカルト映画はお好きですか。日本のオカルトはエクソシストとちょっと違います。
1974年、映画「エクソシスト」が日本で公開された日にちなみ、7月13日はオカルト記念日です。
よく混同されますが、本来オカルトとは目に見えない、超自然的なもの、神秘的なもののことで、
恐怖=ホラーとは少し異なります。
錬金術から超心理学まで、オカルティズムはとても幅広くて、古くはキリスト教に反する教えはオカルトでしたし、自然科学が発達した現代では、科学で解明できないもの全般をオカルトと考える向きもあります。
エクソシストという「悪魔祓い」はキリスト教文化圏の職業で、日本のお祓いとはだいぶ様子が違います。
どうもキリスト教文化圏と、日本の風土文化で感じる「超自然的」なものの受け入れ方はずいぶん異なっているようです。
日本ではありとあらゆる場所におかしな神様が存在し、狐狸妖怪の類もあまり「恐怖」という感じではありません。超自然的なものも親しみやすいユーモラスなものとして、人々に受け入れられているように思えます。
幽霊譚でさえ、もともと民話として存在していたころは、亡くなった身内の者がゆるゆると訪ねてくるような、
さほど恐ろしものではないという文化も根強くあります。
京都で陰陽師が活躍した平安時代から、日本はある意味オカルトな国なのです。
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