転職しても構わないーそんな気持ちが、愛社精神の裏返しだってこともあります。
一方、「愛社精神に溢れている」と形容される方がいらっしゃるとします。
もちろん、愛する会社のために、自らの能力を高め、会社を作っていく意欲のある人もいらっしゃるでしょうし、そのような方はすばらしいと思います。
ですが…上記の僕の例を合わせながら、ちょっと考えてみてください。
「愛社精神が旺盛」と形容される人の中には、「今の会社が潰れてほしくない(行くとこがなくなるから)」という、単に「会社に巻かれる」人も多いと思いませんか?
会社を絶対に辞めない=愛社精神、じゃないんですよね、ほんとは。
自らが会社を作っていくーその「当事者意識」こそが、愛社精神でしょう。
若者はすぐ辞めるー「転職」が普通になったご時勢です。
「今の会社なんていつだって辞める!」
この声をしっかり読み解いてください。人事の方は。
単に「どんな状況でも不平不満を言う使えない社員」も「自分の能力を高めることに余念がない積極的な社員」も、表現上は全く同じ声で出てくるはずですから。
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