新しいアイデアなどはなく、あるとすれば「新たな応用と、巧みに工夫した古いアイデア」(セス・ゴーディン)
このフレーズはアイデアの重要性を揶揄しているのではなく、アイデアの今日的な位置づけを本質的に解いているのだと思う。
既にある、または思いついたヒントとなる言葉を組み合わせて新たな価値を発見するのがブレーンストーミングだとすれば、ブレストは今日的な問題解決や価値創造にフィットした手法だ。
知っていると思う、おごりが問題解決を遅らせることを多くのビジネスパーソンが経験しているにも関わらず、その呪縛から逃れられないでいる様をみる度に思うことは、過去のやり方経験から発する引力が目に見えずともあるということ。
でも、今、過去の繰り返しが通用しなくなりつつある。
ビジネスや社会生活のルールそのものが変わっていく中で常に学習する体質が企業人に求められている。
業種を問わず元気のいい、伸びている企業はみんな「ブレスト上手」だ。
学び、気づき、組み合わせを考えていくメソッドとしてブレストは最強だ。
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2008.04.08