現在のSDGsベンチャーのスケールに求められるエコシステム構築力。 ファッション/ビジネス/エシカルが重なり合う領域で事業を行う、エシカルファッションブランドINHEELS(インヒールズ)の活動をご紹介する。
以前はソーシャルベンチャー・社会的起業と呼ばれ、「社会にいいことはやっていてもスケールしない」と言われる本業界。事業性の低さは、従業員の所得低下や過度な長時間労働など、業界全体の停滞をもたらす。ソーシャル性とスケールアビリティを両立し、業界全体にヒト・モノ・カネと様々なリソースが集まる流れを作っていきたい。
ファッションカルチャーへの新しい価値観の提示、ビジネスとしての成長性を確保することで、より大きな社会的インパクトが出せる。共感を持っていただける企業であり続け、ソーシャルグッドな活動を実践する方々を増やす。それができて始めて時たま受ける「自分たちで小さなソーシャルベンチャーをやるより、大手企業が支出するCSR費用の方がよっぽど社会的インパクトがあるのではないか」という質問に回答できると思っている。
ファッションもビジネスもソーシャルも、三者三様に面白く、三者三様に難しい。だからこそ毎日エキサイティングに事業を推進できるのだ。
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