チームメンバーの全員が戦略や企画を実行している様子というのは、どのような状況を指すのだろうか。結果を出している組織とそうではない組織とでは何が違うのだろうか。
それから、減収減益組織における特徴としては、「アイデアの具体性の欠如」がある。アイデアそもそものできが悪いということになる。
当然アイデアのクオリティが低かったり、具体性に欠けたりしていると行動には結び付きにくくなる。たとえば「お客さまの本当のニーズをつかむ活動に集中する」というアイデア(らしきもの?)が出て、みなが「それがいい」となったとしても、実際には何をやっていいかわからず、あいまいなまま過ぎ去ってしまう。
間違いではないだけに、特に反対意見も生まれず、とはいえ内心では「またいつものスローガンだ」と思っていても会議は終わり、何も実行されずまた次の会議を迎える、といった状況なのだろう。
アイデア自体の問題についても同様の調査結果を見てみよう。
上半分がポジティブなもの、下半分はネガティブなものだが、増収増益組織と減収減益組織とでは、はっきりと傾向が表れている。
上になるほど、増収増益組織の数値が高く、下になるほど減収減益組織が増加する。
アイデアの量、質、具体性、すべてにおいて、増収増益組織が上回っている。
恐ろしいのは、減収減益組織では、「何を指示してもアイデアがほとんど出てこない」と答えるリーダーが、20%近くいるということだ。これでは、当然具体的な戦略がメンバーから生まれることはなく、リーダーが指示を出すことになってしまう。そして、人から言われた戦略など、誰も従うはずもなく、結果、何も生まれない組織となってしまうだろう。
当たり前の話だが、アイデア(戦略)と行動力・実行力、この2つがそろって初めて組織は成果を生むのだ。
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