ロジカルシンキングスキル全般を「直感でわかる」ようにお伝えしていきます。今回は仮説思考を解説します。
次はこの考え方をベースに「論点思考」を説明していきます。
論点を書くという形式の中にいわゆるロジカルシンキングがあると考えたほうが、やりやすいと思います。そこでいわゆる論理性の問題、全体観の問題、正しさの問題は一気に解消されていくでしょう。
もともと仮説思考の本と称して論点の考え方も説明している書籍が巷では多いですよね。
でも、直感的に分かるためには仮説が先で、その裏返しとして論点があるという考え方をしたほうがいいと思っています。
仮説思考や論点思考をやろうとして挫折するのは、
・そもそも仮説が出せない
・仮説を出すというのがどういう行為なのかというのがよくわからない
これが長年ビジネスマンにいわゆる思考技術を教えてきて思うことです。もしそうであれば、仮説を思いつくというのがどんな行為なのかということがわかった上で、論点の考え方、いわゆる「論理的」なことを学んだほうが早いのです。
実際には仮説と論点は表裏一体の関係にあるわけですが、この続きは次の『直感的にわかる「論点思考」』で解説していきましょう。
7月には書こうと思います。
【ポイントまとめ】
・後悔を思い出してみる
・自分の抱いている期待を自覚してみる
・「たられば」を思い出して、期待とそれに反する現実、過去の行為の修正を書き出してみ る
・誰かの動きを真似してみて、どんな期待を抱いているか当ててみる
それでは、今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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2015.06.18
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。