今日もちょっと「人材マネジメント」や 「キャリア」寄りの話です。 先日、 「ジョブ・エンゲージメント」 の考え方をご紹介しましたが、この記事を書いた後になって、 「そういえば、ジョブ・エンゲージメントは、 オープンソースに関わっている方に最もあてはまるなあ」 と気づいたんですよね。
しかし、これは杞憂のようです。
すでにオープンソースに関わることで
メシを食っている人はどんどん増えている現実があります。
日本発のプログラム言語、「Ruby」の創始者、
まつもとゆきひろ氏も、梅田望夫氏との対談で、
すでにオープンソースで数百人単位で飯を食っていると
指摘しています。
オープンソースの隆盛を見ると、
資本主義社会の儲かってナンボの世界とは異なる世界が
インターネットによって拡大しつつあるのを実感しますね。
自分の好きなこと、やりたいことに没頭する。
仲間と共に、協働するからこそ可能な価値を生み出す。
それが、結果的に社会的な価値を持ち、関係者にも、
その価値が回りまわって戻ってくる。飯が食えるようになる。
オープンソースに関わることによって、
純粋な「ジョブ・エンゲージメント」が実現するわけです。
これは、実にうらやましい「幸せなキャリア」でもあります。
*IT Pro 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談
「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071127/288123/?ST=ep_webpluse
*IT Pro 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談
「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071127/288144/?ST=ep_webpluse
*ジョブ・エンゲージメントからの示唆
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200711/2007-11-28T1017.html
*それがぼくには楽しかったから
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200704/2007-04-29T0821.html
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2007.12.24
2008.05.03
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。