何故私は購買コンサルンタントになったのか?
これらの経験から、私が考えたのは「私が日本の購買を変えてやろう!」
ということでした。
非常に身の程知らずの話だと思いますが、今まで述べたような日米のGAPを
どうにか縮めていきたい、と思ったのです。
その当時の日本企業はバブル崩壊、金融危機の影響から長期の景気低迷、
デフレ経済環境でした。
私は購買力の日米の格差が90年代日本企業の業績を悪化させた
一つの原因となったのではないか?と思っています。
また、そういう日本企業の中でも購買部門の相対的地位は
高いものとは言えなかったでしょう。
こういう環境下、日本の購買を変える(近代化する)ことで、
「日本企業を元気にし、購買部門の地位向上を支援したい」という思いから、
私は購買コンサルタントになりました。
今考えてみると、その当時の思いが達成できたかどうか、
やや疑問はあるものの、今でも同じ仕事を続けていることは事実だと思っています。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。