先日開催されたSPSS(統計解析ソフト)のユーザー会 「SPSS Directions Japan 2007」 に参加してきました。
同書では、「消費者に影響を与える存在」である
「インフルエンサー」を次の3つに大別。
・マスメディア
(テレビ、ラジオ、深部、雑誌、ネットメディア)
・プロフェッショナル・インフルエンサー
(専門家、有名人、タレント、カリスマモデルなど)
・個人インフルエンサー
(情報発信力を持ち、他に影響力を与える消費者)
そして、これらインフルエンサーと共に
企業が情報発信する内容を
「関心テーマ」
と呼んでいます。
関心テーマは、
企業本位の単なる商品情報ではありません。
関心テーマとは、
(1)対象となる商品の便益や社会に貢献できるポイント
(2)インフルエンサーのそれぞれの立場における関心事
(3)消費者の関心事とメリット
をつなぐ架け橋であり、
インフルエンサー・マーケティングの「生命線」となるもの
だそうです。
著者の本田氏は、同書の中で、
インフルエンサー・マーケティングの戦略づくりとは、
(1)どんな関心テーマのもとに
(2)どのように3つのインフルエンサーを配置するか
ということに他ならないと述べています。
この本は、専門書とはいえ、
事例も豊富ですし、平易な文章で書かれていますので、
読みやすいですよ。
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2007.12.18
2015.07.10
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。