購買履歴データやWebアクセスログデータなどの行動データと、SNSデータ(ツイッターやフェイスブックに投稿された生の声)をユーザー単位で結びつける、すなわち統合された「シングルソースデータ」を分析することによって新たに見えてくることがあります。
の2区分で分析することもありますが、この区分で見ると、上記消費者については以下のような分析ができるわけです。
・淡麗に対しては行動的ロイヤルティは高いが、心理的ロイヤルティは高くない。
・スーパードライに対する行動的ロイヤルティは低いが心理的ロイヤルティは高い。
こうした深い分析は、購買履歴データだけでは困難であり、WebアクセスログデータやSNSデータと統合するからこそ可能になるのがおわかりになりますよね。
シングルソース化されたビッグデータの分析からは、以前とは比較にならないほど多くのインサイト(洞察)をもたらしてくれるのは間違いありません。
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2013.02.01
2015.07.10
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。