私たちは、自分の直感的・感覚的な判断がしばしば間違っていることもあることを自覚し、データ分析に基づく科学的な判断を積極的に取り込む必要があります。
しかし、現在の社会は、ますます複雑化・高度化しています。
ネットワークによって地域・国を越え、あらゆる年代、職業の人々がリアルタイムにつながることができるといった状況は、これまでのアナログな人間社会とは全く異なるものです。
人々の意識もすぐには変わりませんが、徐々に変わりつつある。
幸い、IT化の進展により、人々の意識、行動についてのデータはふんだんに入手できます。また、膨大なデータ=ビッグデータを迅速に分析するツールも日々進化しています。
したがって、少なくとも企業においては、よりデータを活用した科学的アプローチ、すなわち
「サイエンス」
を重視しなければならないと言えますね。
もちろん、直感的・感覚的判断、すなわち
「アート」
も軽んじてはいけません。
アートとサイエンスをうまく融合した
ハイブリッドなアプローチ
が企業における意思決定にはますます求められているのではないでしょうか?
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2021.07.23
2015.07.10
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。