先日、某チャリティ試写会に出席し、 米国でも今月21日に封切りされる予定の デキタテホヤホヤ最新作、 『AUGUST RUSH』-オーガスト・ラッシュ- を見てきました。
日本での公開は、
おそらく来年(2008年)春以降でしょう・・・
この映画、あまりにもすばらしくて、
いきなり私の好きな映画ナンバーワン!に
ランクインさせました。
劇場公開したら改めて見に行きます。
DVDも絶対買います。
今はとりあえず、
先行発売されたサウンドトラック(輸入版)を
購入して毎日聞いております・・・
さて、「AUGUST RUSH」の主人公は、
11歳の少年、エヴァン・テイラーです。
彼は生まれた時から、
ニューヨークの孤児院に預けられています。
両親が誰かは知りません。まだ生きているかどうかも
わからない。もちろん顔も見たこともない。
でも、きっといつか出会えると信じています。
彼には天賦の才能が与えられていました。
耳に飛び込んでくる周囲のあらゆる音の中に
「メロディ」を感じることができたのです。
彼は音楽の天才でした。
それもそのはず、
母親のライラはニューヨーク交響楽団に招待され、
協演をするほどのチェロ奏者。
一方の父親、ルイスは、
ロックバンドのボーカリストでした。
エヴァンは、2人の才能を受け継いでいたのです。
ある日、エヴァンは両親を探すために
孤児院を脱走します。
そして、ひょんなきっかけで大道芸人の元締めと
出会い、音楽の才能を見出されます。
そこから、彼はまず、
ストリートミュージシャンとしての道を
歩み始めるのです。
これ以上はネタバレになるのでやめときましょう。
ストーリー自体は、よくありがちではあります。
しかし、脚本、配役、演出、映像、音楽は最高です。
エヴァン役には、
自然な演技が光るフレディ・ハイモア。
『チャーリーとチョコレート工場』
『アーサーとミニモイの不思議な国』
の主役を演じた子ですね。
両親役として、
母親の清楚なチェロ奏者、
ライラにケリーラッセル。
父親のクールなロックボーカリスト、
ルイスにはジョナサン・リース・マイヤーズ。
そして、大道芸人の元締め役として、
私も大好きな名優、ロビン・ウイリアムスが出演。
脇を固めています。
しかしなによりも、
エヴァンを両親の元に導びいていく
音楽のすばらしさ!
初めて手にしたギターでエヴァンが弾く、
幻想的なアコスティックギターソロ。
(押尾コータローを連想しました)
ライラとルイスの住む世界の違いを暗示するように交錯する、
ライラの気品あるチェロ演奏と、ルイスの歌う情熱的なロック。
エヴァンが迷い込んだ教会で出会うゴスペル。
エヴァンが初めて作ったクラシック曲「8月のラブソディ」。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2007.12.04
2007.12.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。