それぞれの立場で「和顔愛語 先意承問」

2012.01.01

ライフ・ソーシャル

それぞれの立場で「和顔愛語 先意承問」

寺西 隆行
(株)Z会

社会を創っているのは、自分たちです。 何かに対して文句がある…そんな社会を創っているのは、あなた自身でもあります。 社会に幸せを感じている…そんな社会を創っているのは、間違いなく、あなたです。

一生を東北の復興にささげる、と、それまでの仕事を捨て新たな道を歩み始めた人間もいます。
「行動しないと始まらない、さあ、一緒に!」と声をかけられたこともありました。

彼らが世の中に生みだしている価値は最大級でしょうし、ほんとにすばらしいことだと思います。

一方…僕はボランティアに行っていません。
ましてや仕事も捨てられません。
でも、卑下するつもりもありません。

自分の置かれた立場で最大限のことを行使し、為してはいけないことを決して為さず。
為してはいけないことを決して為してはいけない、という人たちで社会の雰囲気を創っていくことに少しでも与していけば、日本社会という枠組みを通じて、被災地に貢献できる、そう思っているからです。

娘の父親として、社会に価値を生み出せる娘に育てること。
妻に幸せな一生を作り上げること。
近所のお世話になっている人たちと常に笑顔で触れ合えること。
Z会の一社員として、教育に携わりながら、お客さんに、会社に、社員に、社会に、価値を届けること。
ネットで知り合った心ある皆さんの気持ちや行動に少しでも影響できるメッセージを与えること。。。

自分の立場でも、「先意承問」の姿勢で、やることはいくつも、いくつも、あります。
もちろん、自分と違う立場で、自分のできないことをしている人には、心からの敬意を表しながら。

誰でもできませんか?こんなこと。
みんながやれば、未来はどんどん、創れると思いませんか?

誰かのせいにするより。誰かをひがむより。
少しでも社会に価値を生み出すことを考え、実行しませんか。

そして、その方が、自分自身、幸福になれると思いませんか。

2012年、一つでも多くのものを、社会に生み出せる人間を目指しませんか。
それぞれの立場で「和顔愛語 先意承問」の姿勢を発揮できること、いくつもあるはずです。

2012年が良い年になることを祈りつつ、自分たちもまた、社会を創っている当事者だと言う意識を持ちながら、行動していきましょう!

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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