6つのキーワード。 観察力、外部ネットワーク形成、コーディネート力、動機、社内ネットワーク形成、ビジネス&技術センス。 ―野村総研のレポートより。
そのときの本人には気づかない価値を与え、その価値がわかる人材に成長させることこそが、教育の本質なわけですから。
また、「外部ネットワーク形成」は大事だと肌感覚で感じますし、これを形成するには「動機」が間違いなく重要です。
だってそうでしょう…相手の立場に立てない人間にネットワークが形成できるとは思えませんから。
論理ではなく、エモーショナルな能力が、今後、人・社会から下ろして考えるイノベーションを起こすには、とても、とても、大切だと思います。
かといって、論理的思考力が大切でないわけではない、と思います。(上記レポートでは割と否定的に書かれていますが…)
正解がある問題に対し、正解に辿りつく道筋を、早く正確に作ったり、その道筋を理解したりする能力を否定しては、それこそ上記で紹介したレポートを読み解くこともできないのではないでしょうか(逆説的ですが。笑)。
つまり。
・論理的思考力が「誰もがみにつけるべき前提」となっている(だから、現在の教育で行われている「正解を求める」トレーニングも必要)。
・論理的思考力だけでは解決できない(前へ進めない)ことが今の時代増えているから、論理的思考力“に加えて”デザイン思考がこれまで以上に大切。
ってことなんだと思います。
まあ、デザイン思考だけが唯一絶対必要なんだ!って発想をするならば、そのこと自体がすでにデザイン思考ではないとは思うのですが(苦笑)。
合理的判断が出来るようになった上で、情緒的な決断を敢行できる。
そんな人材を育んでいかなきゃいけません。
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