今日は、技術革新が顧客情報収集の自動化を 可能にしつつあるという話です。
たとえば、ショッピングセンター入り口の壁にある
ディスプレイの前をサラリーマンが通過すると、
「旬の魚を使った居酒屋」の案内が表示され、
女性3人組の場合だと「イタリア料理店」が
表示されるという具合。
このシステムでは、顔が比較的大きければ男性、
小さければ女性と認識しますが、精度は8割程度。
年代でも、明らかに20代なのに40代に間違うケースもあり、
まだまだ実用化は先になりそうです。
まあ、いかに正確に顧客を判別したところで、
その後の適切な対応・提案も重要なんですよね。
上記のシステムで表示される
サラリーマン→居酒屋、女性→イタリア料理店
という客層と提案の組み合わせは、
ややステレオタイプ的で、その効果は怪しい・・・
現時点ではまだまだ初歩的なシステムではありますが、
今後どこまですごいものになるのか楽しみです。
(ユーザーの立場では、ちょっと気味が悪い感じもしますけど)
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2008.04.28
2008.05.08
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。