サイボウズ社長:青野慶久氏執筆の書籍『ちょいデキ!』(文藝春秋)をご紹介します。 新入社員から2、3年目頃までに読むと、ビジネスに対する前向きな気持ちが自然に生まれてくるのではないでしょうか。
人生の多くの時間を「仕事」と共にせざるを得ませんから、無理せず、感じるままに、したいままにするのが一番良いことではないでしょうか。
また、それをするために、「自分に合った仕事」を見つけ、さらに「仕事の中の楽しみ」を見つけようとする姿勢は、とても大切と言えるでしょう。
Q.悪口に対抗していませんか?
ここでは、松田聖子さんの事例をあげています。
子どもを産んだ後に仕事を続けていた折、「育児放棄だ」「ダメ母だ」などの批判の集中砲火を浴びたようですが、「まだ女性が働くのが珍しい時代でしたから、私のやることが不思議だったんじゃないですかね」と発言。
批判を無視せず、かといって攻撃し返すわけでもなく…
言葉をあるがまま受け止め、そして自分の姿勢を崩さない、
これに感動を覚えた、と。
青野氏も書いていますが、悪口は相手の「解釈」にすぎないんですよね。
事実ではありません。
事実かもしれませんし、そうではないかもしれません。
「事実かもしれない」という意味では、受け止めることは大事ですし、
「事実ではないかもしれない」という意味では、その解釈を受け止めた後、「自分で解釈する」のも大事です。
青野氏はITの経営者ですから、いろいろと2ちゃんねるなどに悪口を書かれることもあるようですね。
それを目にすることはあるものの、自分で必ず解釈するようにしているそうです。
確かに、できるビジネスパーソンには大事なことかもしれません。
まだまだ参考になることもある『ちょいデキ!』
新書で求めやすい価格ですので、よろしければ買ってみてはいかがでしょうか。
毎日ブログ更新中!http://www.zkaiblog.com/histaff/
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2007.10.16
2007.10.21