日本代表チームは何故蘇り、大きな成長を遂げたのか-後編-

2010.09.27

組織・人材

日本代表チームは何故蘇り、大きな成長を遂げたのか-後編-

齋藤 秀樹
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

ノーミング、チームがシナジーを生み出せる状態へと日本チームが成長していきます。それを象徴するのは開幕戦国歌斉唱の光景です。先発選手、控え選手全員が肩を組み一体となった光景です。

しかし、メンバー間の信頼が低いチームでは、相互のコミュニケーションが希薄で、支援的な関わりが皆無となり(寧ろ面倒な事に関わりたくない)上述のチームとしての多様性や力が発揮されません。
このことが本来のチームとしての最大の強みを消してしまっているのです。

以上のことを日本チームの例で振り返ると、開幕戦前の連敗し続けていた日本チームと同じ状態なのです。

私には、あの連敗し続けていた日本チームの状況と現在日本の多くのビジネスチームの現状がかさなって映っています。

だからこそ、このビジネスチームの現状を打破し、実働部隊としてのチームを再生するのはリーダーである組織リーダーの最大の責務になるのです。

組織リーダーがチームビルディングの本質を学び実践することで、自らのチームを再生、活性化し企業活力を人材と言う最も重要な資本から高めることができるのです。もう、やり方のみのマネジメントや方法論から脱却し、真のチーム創り、真の組織リーダーへの自己成長に向かう時が来ています。

株式会社アクションラーニングソリューションズ

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齋藤 秀樹

株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事

富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。

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