「BRQ」(Brand Relationship Quality) における「消費者」と「ブランド」との間の 「感情的なつながり」 は次の7つの軸でした。
ちなみに、若者にとって「相互依存」が高いのは、
「コンビニ」
ですね。店として考えた場合、
24時間365日、いつでも開いてるという安心感が
あることが、「相互依存」を高めることに寄与しています。
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・見当外れなメール
先日新車を買ったばかりのディーラーから、
別の車のダイレクトメールが届いたら、
「自分の状況をまるで理解していないな」
と感じますよね。自分を理解していないことがわかる
コミュニケーションは、「親密さ」を低下させます。
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・品質の低下・問題
最近、頻繁に明るみになることの多い、
賞味期限切れ食品の販売や食品表示偽装などが典型例ですが、
「パートナー品質」や、「こだわり」「愛情」を低下させるのが、
品質の低下や問題です。
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・信頼の裏切り
上述した食品表示の偽装などは、
単なる品質上の問題だけでなく、
「信頼の裏切り」
でもあります。
しかも、事件発覚後に自己保身からごまかすためについた
「うそ」がばれることによって二重の裏切りを犯してしまう
企業が多いですね。
これもまた、
“このブランドなら安心だ”
という「パートナー品質」や、
“このブランドでなければ・・・”
という「こだわり」を低下させます。
地に墜ちた「雪印」ブランドが代表的なケースと言えます。
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次回は最終回。まとめです。
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2007.10.11
2007.11.27
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。