「ハッとする企画なのに理解されない」「なぜかプレゼンを突破できない」と悩んでいるマーケターは少なくないだろう。筆者は2つの人間タイプを理解すれば、“グッド・マーケター”になれるかもしれないとアドバイスする。 [郷好文,Business Media 誠]
間違ってません(笑)。マーケターの理想形は「日和見に思考を切替えて、相手に分かるバズワードをその歩みを読み切って出す」。だからこそ顧客視点、マーケティングは“引き算”なのである。
神様視点と日和見視点、さてあなたはどちら?
グッド・マーケターはBタイプ
どちらであろうと、グッド・マーケターでありたいならBタイプしかない。
マーケターに限らない。できる営業マンは売れたあとのお客さまの状態から組み立てる。売れる本は読者の知りたい・なりたいツボから組み立てる。何を隠そう、世の成功者はほとんどはBタイプ。Aタイプに見えるカリスマも、ひと皮むけば徹頭徹尾、Bタイプなのである。
つまり、あなたが自分を成功者未満だと感じるなら、あなたはAタイプということだ。私の見立てでは、一般的にAタイプが多数派だ。さらに悪いニュースだが、AタイプもBタイプも天然である。天然を変えるには、右利きを左利きにするようなものだからひと苦労いる。相当意識しないと難しい。それでもBタイプの思考を入れないと成功はおぼつかないので、1つヒントを挙げておく。
“自分の本性”を列挙しよう。自分を裸にしたらどんな成分でできているのか? 男なら性欲、自尊心、金欲、食欲……そんなところだろうか。みんなそこに向かって生きていることを、叩き込んでおこう。“顧客ニーズ”とか“ウォンツ”とか洒落た言葉は捨てて、人間の本性を分析することから始めよう。
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クリエイター作品販売:「utte(うって)」
ギャラリー&スペース:「アートマルシェ神田」
著書:『ナレッジ・ダイナミクス』(工業調査会)、『21世紀の医療経営』(薬事日報社)、『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)
印刷業界誌:『プリバリ[印]』
ブログ:「cotoba」
Twitterアカウントは@Yoshifumi_Go:http://twitter.com/Yoshifumi_Go
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