WEBカラー選択に失敗するととんでもないことになる例。 今回は「エコサイト」と「黒いトイレットペーパー」を比較して考察してみます。
その問題のエコサイトをカルテ的に簡単に表現すると下記のようになります。
■クランケの特徴
・WEBカラーは、原色系の濃いブルー
・イメージ画像は旅行業者を彷彿とさせる様な青い空を背景に、飛行機が被写体
■所見
エコサイトなのにエコの雰囲気が全く感じられず、直帰率は相当高いと予想される
■治療法
WEBカラーを一瞬で「エコサイト」だとわかるようなグリーンに変更する
配色はそのグリーンのイメージを壊さないものにすること
イメージ画像もエコらしいものに差し替える
そのエコサイトは、その意外なWEBカラーとイメージ画像が原因で、一瞬見たときに「これはエコのサイトではないわ!」と思うものの、活字を見るとはっきりエコサイトだと記載してあり・・しかし即効で次のWEBに移動!
このように第一印象で「違う」と思われたらWEBは終わりなのです。
「エコ」カラーといえば大半の方が「植物」を連想させるグリーンと答えるでしょう。
パステル調でもなく、青緑でも抹茶色でも暗く濁った緑でもありません。
エコ的なグリーンは爽やかでハッキリした原色系の緑ではないでしょうか。
そもそもグリーンは「善人カラー」。
「善い人が作っている善良的な会社」なイメージにするにはもってこいのカラーです。
だから企業のCIのイメージアップでグリーンが使用されることは非常に多い。
例えばJRA(日本中央競馬会)はイメージチェンジをはかった際、WEBやロゴカラーをそれまでのレッドをからグリーンに変更。
CMでは佐藤浩市さん、蒼井優さんらコザッパリした面子を揃え、それまであまりイメージの良くなかった競馬場を「大人のちょっと楽しい遊び場」というイメージに変えている。WEBサイトにもデカデカと「CLUB KEIBA」と書かれてあるではないか!
グリーンは善人カラーであると同時に、エコなイメージもある。
どちらを取っても悪いイメージはなく、勝手にクリーンなキャラになる。
(ただし主役級ほどのインパクトはないため、商品カラーとしては弱いものがあるが)
さて、エコサイトの例とは逆に、「思った通り、当たり前の色」の概念をぶち壊すことによって上手くいった例もあります。
奇をてらう・・ということですが、販促では度々効果を発揮することがありますが「黒いトイレットペーパー」はその良い例です。
トイレットペーパーといえば、昔から白に決まっているでしょう、と多くの人が思うなかで黒色のものを流通させるとそれが大成功。
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