いざ自転車を買おうと思い立ったとき、最初に迷うのが「どこで買うか」「どんな自転車を買うか」では? 今回は日本全国の初心者大歓迎のショップを紹介。それぞれのショップで「オススメの3台」を選んでもらった。 [西幡治美(金森マーケティング事務所),Business Media 誠]
サイクリングサロン・ヒロシゲのWebサイト(http://e-hiroshige.com/)とスタッフ
ウッディな店内(左)。ショップ内にはサロンが。パンは自己申告制(右)
ヨーロッパ車ならではの実質剛健かつ美しいスタイルが、見た目にも乗り心地にも分かりやすい1台。お手頃価格ですが、しっかり長距離乗るときも大丈夫。初心者にお勧めのクロスバイクです。
乗り心地はマイルドなのに、走行性能もばっちり。初心者の多くが不安に思う「細いタイヤ」の悩みがすっかり解消できること請け合いのタイヤ幅が絶妙です。ロードとクロスの中間のような操作性なので親しみやすいでしょう。
Specialized ALLEZ ELITE COMPACT(スペシャライズド アレ エリート コンパクト)
スポーツバイクの楽しみは軽い操作性で速い走りができること。このモデルは、付属の標準装備品グレードが高く(SHIMANO 105)操作性も軽やかで頼もしいですね。
初めてのロード、という方におすすめしたい1台です。軽々と速く走れるので楽しいはず。ママチャリから、スポーツバイクに移行した“差”を、すごく感じてもらえるでしょう。
決め手は「見た目にホレたから」でいい
さぁ、店が決まったら、次は自分が乗ってみたいバイクを探してみよう。上記の各店の勧めの自転車も、もちろん参考にしてほしい。
その他、カタログを見たり、店頭で実際の自転車を探したり、試乗会に出かけたりと、まずはたくさんのバイクを見よう。ルックスが好みで、きゅんと来たバイクがあったら、自分に合うサイズがあるかどうかを調べてもらう。
親切丁寧なお店であればあるほど、購入前のサイズ合わせも丁寧で時間がかかるもの。ほんの数センチ数ミリのフレームの差や、力点の違いで、体への負担が大きく変わるからだ。ハンドルやサドル、ホイールやタイヤなども、身体のサイズやライフスタイルによって無数の選択肢が生まれる。
フレームサイズはどのメーカーも、適応身長を設定しているが、同じ適応サイズでも、メーカーによって微妙に違うので数字だけで判断してはいけない。最近は材質も、カラーバリエーションも豊富。洋服や靴を選ぶように、店員さんや友人とじっくり楽しみながら選んでほしい。
本記事の最後を、シルベストサイクルの山崎統括店長に締めていただこう。「休日も乗りたくなるでしょうから、自分のライフスタイルを考えて、どのような状況で乗ることが多いかな?など思い描いてみてください」
~明日から始める!自転車通勤 終わり~
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