いざ自転車を買おうと思い立ったとき、最初に迷うのが「どこで買うか」「どんな自転車を買うか」では? 今回は日本全国の初心者大歓迎のショップを紹介。それぞれのショップで「オススメの3台」を選んでもらった。 [西幡治美(金森マーケティング事務所),Business Media 誠]
シルベストサイクル(大阪市北区・大阪府豊中市・京都市中京区)
日本を代表するライダーたちがスタッフとして名を連ねる有名店。関西の多くのレーサーもひいきにしている店だが、初心者にもオススメのショップだ。
スタッフがあれこれ押し売りすることもないので、気楽に見て回れる。質問があれば即座に答えてもらえるし、何を質問していいか分からない超初心者にも「あなたが持つ自転車のイメージはどんな感じ?」とうまく誘導してくれるから、不安は一気に解消するだろう。
「通勤で初めてスポーツバイクに乗って、その楽しさから一生の趣味として自転車を好きになってくださったら最高ですね。身体にも、環境にもいい、地球に貢献しているんだと胸を張って乗ってください!それに関わる不安はシルベストで一気に解消できます」(統括店長の山崎さん)
山崎統括部長のおすすめバイクは、クロスの乗りやすさを継承した最近の“入門”ロードバイクだという。「ロードの中にもフレームやハンドルを選べばドロップハンドルが劇的に持ちやすくなるものもあります。シクロクロスという、競技用のドロップハンドルが付いたクロスバイクもありますよ」(山崎さん)
Specialized SECTEUR(スペシャライズド セクター)
クロスとロードのいいとこ取り、といえる乗りやすさを実現した1台。フロントフォークには衝撃吸収素材採用で、腕への衝撃も緩和します。ドロップハンドルも持ちやすい高さで、極端なクラウチングポジションを強要しません。しかし、やはりそこはロード。走り出せば軽々と進む感動を味わえますよ!「いずれ自分もレースに……」と夢が膨らむバイクです。
お手軽価格なのに超カッコいい! クロスバイクのように乗りやすいロードバイクです。初心者に優しい設計で、疲れにくさに驚かれることでしょう。
初めて乗る人でもよく分かる、自慢できるポイントが細かく凝っています。通勤だけではモノ足りず、思わずオフの日に遠乗りしたくなる1台です。しっかり遠出するときの装備についても、我々に頼って聞いてください。
サイクリングサロン・ヒロシゲ(山口県柳井市)
女性や初心者にも入りやすい店作りを心がけ、また練習の拠点となるようにとショップにはサロンが設けられている。初めての来店者もくつろいで自転車を物色できる、創業101年を誇る老舗だ。
「通勤距離が長い方が多い中国地方以西の方こそ、通勤ライドはおすすめです。弊社お客様の中にも、自転車通勤の方がたくさんいらっしゃいますが、皆さんスリムになっていかれるのが目に見えて分かります。中には10キロ以上やせた方も!長く乗り続けるコツは、無理せず、楽しく乗れる範囲での長距離を走ること。帰宅時に楽しくて遠回りするくらいがいいかもしれませんね」(弘重店長)
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自転車通勤
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