宿題の代行なんて当たり前。最近は、人気チケット購入のための行列代行や復讐代行やプロポーズ代行まで、「便利屋」の活躍する裾野は、拡大している。その中でも、『結婚式出席代行』は、それなりの市場を形成しているようである。
どんな人がこの仕事に向きますか?という問いに対して、
「慣れれば皆さん大丈夫ですが、柔軟な対応ができる、度胸がある方は向いています。『忘れられそうな顔』の人の方が、後々、安心かもしれないですね(笑)。副業といっても軽い気持ちでは困ります。時間厳守など責任を持ってやれる人でないと務まらない仕事です」と答えている。
資料=日経マネーブログの「20代女子から反響・結婚式代理」より
そうなのだ・・・
結婚式に代理出席する者は、目立ってはいけないのだ。
周りの人から、突っ込まれない。突っ込ませない。
周りの人の、記憶に残らない。オーラを消す。
それでいて・・・一応、ハレの場に合わせて、華やかでいることも大切。
この「おいしい副業」を全うする秘訣は、
どこにでもいる『忘れられそうな顔』と『したたかさ』である。
自我を抱える人間にとって、一番難しいテクニックではないか・・・。
この「おいしい副業」を全うできる人は、きっと、本当の職場でもできる奴だと考える。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
世相と事件を読んでみる
2009.11.08
2009.10.31
2009.10.11
2009.09.30
2009.09.27
2009.09.06
2009.08.30
2009.08.23
2009.08.21
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。