今日は、プレゼンやスピーチで緊張してしまう人に向けて、処方箋になるかもしれないことを書いてみます。もしも、効果があったらうれしいです。
即効性があるのは、「TFT」だと思います。タッピングです。最近は書いている本も増えました。
まずは小指の下のほう、掌の右下のあたりをタッピングします。20回ぐらいですね。
そして、つむじのあたりをタッピングして。
そして、こめかみ、まゆげ、目の下、唇の上、唇の下、鎖骨、わきの下を続けてそれぞれ20回ずつタッピングします。
そうすると、あら不思議。緊張の度合いが減っていることがわかります。
これ、不安、心の痛みなどで困っている人に使われている治療法になりますので、効く人はけっこう効きます。あんまり効かない人もいるみたいですけどね。
ただ、効くなら使えばいいのです。少しでも心が楽になって、痛みが減るなら。
痛みと言うのは、人生に大きな影響を与えます。心がいつも痛い。そこから抜け出したい。そう思う人に即効性がある技法ならば、使えばいいのです。
私も、心がすごく痛い頃がありました。私はストイックだったので、その痛みを越えるには、より強い痛みを持てばいいという思いで空手をやっていたようにも思います。
体の痛みで心の痛みを打ち消していたようにも思います。
緊張によって、失敗してしまって、また心の痛みの種を作るより、気持ちよくプレゼンしたほうがいいと私は思います。
根本的には、今、この瞬間に、痛くないことを知れば痛みはなくなりますが、それは高度すぎて伝えるのは無理です。
だから、対処療法ですが、TFTをとりあえずやってみることをお勧めします。即効性があり、ちょっとだけ気持ちが楽になります。
効くなら使えばいい。そういうものですね。
さて、今日は緊張してしまう時の処方箋をお伝えしましたが、いかがでしょうか?もしも、プレゼンで緊張してしまう!という方はぜひお試しください。
では次回をお楽しみに。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2010.10.27
2011.05.04
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。