「行動ファイナンス」の意味を知っている人はどのくらいいるのだろうか。筆者の森田氏も詳しくは知らなかったが、『行動ファイナンスの実践』(ダイヤモンド社)を読み、「これは儲かる!」と思ったという。その行動ファイナンスとは一体……? [森田徹,Business Media 誠]
ヒューリスティック
プロスペクト理論
損失回避
現状維持バイアス(保守性バイアス)
ギャンブラーの誤謬
自己奉仕バイアス(過度の楽観性)
マネーイリュージョン
フレーミング
フレーミング
メンタルアカウンティング(心理会計)
アンカリング
経済的な振る舞いについてのアノマリー
ディスポジション効果
保有効果(授かり効果)
不公平回避
相互関係
異時点間消費
現在バイアス
モメンタム投資(テクニカル分析)
強欲と恐怖
群衆行動
埋没コストの誤謬
市場価格や収益についてのアノマリー
株式プレミアムの不可解
効率賃金仮説
価格硬直性
裁定取引の限界
配当金の不可解
ファットテール現象
カレンダー効果
ざっとだけ触れておくと、ヒューリスティックとは発見的問題解決のことで、人が誰しも持っている問題解決のためのおおざっぱなルールのことだ。またフレーミングとは、実際には存在しないのに人が物事を判断するときに勝手に依存する枠組みのことである。アノマリーとは前述の通り、理論に基づかないさまざまな経験則のことである(例外事象)。
次回では、これらの中からいくつかを取り上げて行動ファイナンスとの関わりを見てみよう。
~さようなら、Mr.スポック!新しい経済学「行動ファイナンス」とは?(2)へ続く~
<関連リンク>
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・自民党学生部
・投信王 夏の陣
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さようならMr.スポック!新しい経済学「行動ファイナンス」とは?
2009.05.14
2009.05.12