UFOや宇宙人の研究家たちが集まるコンファレンスに 先日出席した、米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士、 エドガー・ミッチェルさんが、 「地球外生命体は存在する」 と断言したそうです。 (CNN.com)
であることが説明されました。
そしてもう半数には、
「中流階級の家庭の子ども」
であることが説明されたのです。
すなわち、
彼女が劣悪環境で育った子どもだと
知らされた人は、
「彼女は学力が低いだろう」
ということを予期し、
一方、中流階級の子どもだと知らされた人は、
「相応の学力があるだろう」
ということを予期するように仕組まれていたのです。
後半のビデオは、
協力者全員が同じものを見ました。
そのビデオは、
教室内で女の子が先生の質問に答える様子を
撮影したもの。
女の子は、難しい質問にも簡単な質問にも
同じように、正解したり間違ったりしていました。
また、快活に見えることもあれば、
やる気がなさそうに見えることもありました。
つまり、後半のビデオだけを見ただけでは、
彼女の学力が高いかどうかは判断できないように
注意深く作られていたのです。
こうして後半のビデオを見た後、
実験の協力者たちは、彼女の学力について、
読解力、知識、算数能力などいくつかの項目で
評定しました。
その結果、すべての項目で、
彼女の学力をより高く評価したのは、
ビデオの前半で中流家庭に育ったことを
知らされた人たちだったのです。
これは、同じビデオを見たにも関わらず、
協力者はそれぞれ、事前に自分が感じた考え(仮説)を
支持するような情報を積極的に選択したということを
意味します。
私たちは、既に物事に対して様々な事前の知識や
一定の評価(レッテル)を与えていますよね。
おそらく私たちは、毎日の生活の中でも、
自分が今持っている知識や評価を支えるような情報
ばかりを見ていて、逆に反証するような情報は
見て見ぬふりを多かれ少なかれしているのです。
*上記実験は下記文献を参考にしました。
『超常現象をなぜ信じるのか』
(菊池聡著、講談社ブルーバックス)
→アマゾンはこちらから
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2010.01.15
2010.01.15
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。