大学生に「基礎的一般教養をきちんと教える」ということはどういうことか?
ただ、「やり方」を教えただけでは、心底理解したことにはなりません。
恐らくその「やり方」をしばらく…そうですね、仮に半年くらい、ですかね…扱っていなければ、途端に忘れてしまい、また「できない」学生になるのではないでしょうか。
上に中学数学の教員を目指す大学生の話を出しました。
上記のような、「数学」(というより、上記のケースではそれ以前の問題もいろいろありますが)が全く分かっていない答案を書いてはいるものの、まがりなりにも「数学の教師を目指そう!」としている学生です、きっと確率を習ったときには「できた」んだと思います。
今できないだけで。
大切なのは「やり方」を忘れてしまっても、また「やり方」をさらっと学べば「あーそういえばそうだった!」と思い出し、すぐにできるようになる―
そんな人間を輩出することでしょう。
では、どうするか?
後編に続きます。
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