親から子へ、「やる気」のヒント。

2009.02.17

ライフ・ソーシャル

親から子へ、「やる気」のヒント。

寺西 隆行
(株)Z会

「やる気が出ない…」「そんなときはどうすれば…」 子どもの頃からずーーーっと、誰しも共通で抱く悩みです。 「誰だってやる気でないよ、だって淡蒼球は人間の無意識のところにあるんだから」 キッパリそう言い切り、そして淡蒼球を「騙す」やり方を考えよう!と、明るく楽しい本。それが「のうだま」。 Z会でも、親から子へ、やる気の手渡しが出来るサイトを作りました。そして、動画広告の出演者はなんと…!!

本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。

久々に、笑え、楽しめ、そして文字通り「やる気がでる!」本に出会いました。

のうだま-やる気の秘密(上大岡トメ&池谷裕二)

アマゾンはこちら

「平成・進化論」発行者の鮒谷さんと先月お食事していたら、鮒谷さんが強烈に薦めていましたので買ってみたのですが、「やっぱり鮒谷さんが薦める本だ!」と感じました。

書籍のオビにはこうあります。

ヤル気を出させて「続ける」コツは、脳をだますこと。

やる気の秘密は脳の「淡蒼球」にあり、この球が活性化しているときがやる気が出ている状態。
でも、淡蒼球は自分の意識では動かせない、無意識の部分にある…
だから周りを巻き込んで騙すしかない!そのためのスイッチが4つ!!というのが、本書を通しての主張です。

スイッチの4つは…

スイッチB:Body(体を動かす)
スイッチE:Experience(いつもと違うことをする)
スイッチR:Reward(ごほうびを与える)
スイッチI:Ideomotor(なりきる)

これらのどれか1つでもオンにするとつられて淡蒼球も動き出し、結果「やる気が出ている」状態になるんですってね。

また、この経緯が漫画を交えてとっても面白く描かれており、第三章では具体的な16個の方法論が!
そして、この本を読みながら…

“何よりも「やる気を出そう!」と思えるのは、この本がとっても明るく書かれているからじゃないだろうか”

と感じるほど、なんか、やる気を出さなきゃ損だよね、って感覚になる本なのです。

さて。自分自身のやる気はのうだまを読んで元気に出していくとして(笑)、親が子にやる気を出させるのは、いつの時代も悩ましいもの。
「私だったらこうやるとやる気でるんだけどなー」という方法を適用しても、子どものやる気が出なかったら逆に自分自身がやる気がなくなったり(苦笑)。

のうだまにもある通り、スイッチは4通り。
でも、そのスイッチをどう入れるか、という具体論は、子どもの性格によって様々ですよね。

そんな悩める親御さんの、ちょっとしたヒントにー
Z会での、自分の仕事として、少し頑張って作っちゃったサイト、それが

「親子のやる気ラボ」


http://oya-zkai.jp/

です。

詳しくは上記サイトの紹介文を読んでいただければ、と思いますが…
お子さんの生年月日から決まる9つのタイプ別に、やる気を引き出すちょっとしたヒントをご提供させていただいております。
お子さんの生年月日だけではなく、御自身の、あるいは、旦那様なら奥様の、奥様なら旦那様の生年月日でタイプを見て、「おっ、うちの子にはこういう方法がよいかも」という少しでもヒントがあるといいですね。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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