今回は、社員をレベルアップさせる評価方法についてお話します。 社員評価は「社員のレベルアップ」を目的にすることが重要です。 評価によって社員ごとに「不足しているスキル」を把握し、その社員が抱えている課題を解決しレベルアップにつなげていくことが重要なのです。 実際に店舗指導員の事例をもとに「社員評価」について解説していきます。
本部施策を全店に周知徹底させるために必要なスキルとして、大きく以下の6点をあげたのです。
1. 問題発見力
2. 仮説構築力
3. 事前準備力
4. コントロール力
5. コミュニケーション力
6. プロモーション力
評価手法として、「筆記テスト」「面談」「動向調査」「店舗へのアンケート」を採用し、店舗指導員のスキルを多面的に評価し「何がスキルとして足りていないのか?」をあぶりだすことにしました。
評価結果は、全店舗指導員平均と比較することにし、スキルの相対的な評価ができるようになりました。その後、各店舗指導員の足りないスキルが明確になったので、スキルを補完する研修制度を整備しました。
● 知識が足らない人には「机上研修」
● リーダーシップが足りない人には「グループワーク」において議事進行のリーダー役
● コミュニケーションに不安を覚えている人には「ロールプレイング」にて実際の店舗指導場面をトレーニング
などです。評価することが目的ではなく、更なるレベルアップが目的だと再確認したところ構築できた評価基準です。
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