分かるとは分けることなり!
我々はビジネスフィールドで活躍するビズアスリートです。今回はあるスポーツメソッドからのヒントです。
日本で最も規模の大きいサッカースクールに「クーバーコーチングサッカースクール」があります。
現在全国63カ所でスクールを展開しており、日本では1993年からスタートしています。
このクーバーが優れている理由は「子どもがほんとうに上手くなる!」からです。
このスクールで展開される内容はクーバーコーチングメソッドと呼ばれています。
ちょっと説明を引用すると
○
1970年代、オランダの偉大なコーチ、ウィール・クーバーは個人のサッカー技術を向上させ、チームがより良い攻撃をできるようになることを目指して、新しいサッカー指導方法を開発しました。
かつてはスーパー・プレーヤーは「天性の才能」があるために、普通のプレーヤーよりも卓越した技術を持っているのだというのが一般的な認識でした。
ウィール・クーバーは偉大なプレーヤー達の動きをスローモーション・ビデオで分析した結果彼らの一つ一つの動きやコントロール技術は、分解して殆どのプレーヤーにも教えることができるのだという結論に達しました。
そこで考え出されたのがクーバー・コーチングのメソッドです。
偉大なプレーヤーの動きの分析から始まり攻撃的なサッカーの全要素を包括するシステムにまで発達したのです。
○
・一流選手の技を分析して分解する
・分解したプロセス単位で反復する
・そして全体をつなげる
・全体をつなげた技を反復する
こう説明してしまうと簡単に思えるのですが、効率云々、スピード云々などのあたかも常識のように連呼されるビジネスパーソンへの要求に我々は慣れすぎてはいないでしょうか?
丁寧に学ぶ(練習)ことを再確認したいですね。
スキルアップ・技術習得は反復と真似ることです。
これはビジネスにも言えることです。
全体を捉え分析し分解して理解し、単位を明確にしてしっかりと学び、つなげていく!
ビジネスの技も分解から!ですね。
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