上手く行くプロジェクトの空気をどうつくるか?
「プロジェクトマネジメント」は数多くの企業でもはや当たり前の言葉として聞かれます。
・部署を越えた人選で体制を組むプロジェクト
・部署内の戦略テーマプロジェクト
・社外機関、スタッフも含めたプロジェクト
「プロジェクト」は仕事のスタイル、そのものかもしれません。
わたしは、様々な立場で企業のプロジェクトに外部スタッフとして参加しています。
まず、どんなプロジェクトでも最初に考えることは、
「このプロジェクトはどこへ行きたいのか?」ということです。
最初に設定した目的・目標通りになかなか行かない時があります。
でも、複数メンバー(リソース)による共同作業の成果を無駄にはしたくない。
初期設定からズレたところに新しい可能性の萌芽を見つけることもよくあることです。
重要なことは初期段階の目的・目標設定プロセスを手を抜かず十分な合意をメンバーで共有することです。ここが強力であり、かつ問い続けることが確実に成果への鍵だと思います。
曖昧な初期設定ほど、誤解と思い違い、すれ違いを生むものです。
ここで恐いのが、「慣れ」であり「依存」です。
参加メンバーが自ら作用すべきテーマを自主的に考える「空気」をつくることが必須です。
ご存じの通りプロジェクト活動は、テーマにもよりますが最初から上手く行く方が希です。
(上手く行っていると勘違いしているケースも多々あるのですが)
・問題を解決していくプロセスの見える化
・解決プロセスでの学びの共有
・メンバーの参加意味への期待エンカレッジメント
この3つが「空気」をつくります。
・なんだかウキウキ感
・行けそー感
・わたしも役立ってる感
・もっとやれそー感
「空気」とは言い換えれば「雰囲気」とも言えます。
雰囲気は同じ時空を共有したときにその「場」ににじみ出るものです。
「空気づくり」に気づくとプロジェクト成果は確実に加速します!!!!
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