広告代理店最大手の電通が、先日、9月単月度の売上高を発表した。 それによると全社売上は1307億9000万円となり、前年同月比で83.0%の値にとどまっている。広告業界全体に景気が悪いと言われていたが。あの電通が、ここまで悪いとは、正直ショックだ。北京オリンピック効果の後だから・・・と、言い訳しても・・・惨憺たる結果だ。
「お客様の共感を獲得する」という聞こえの良い言葉自体が、白々しい。
企画書にそんなことを書く前に・・・
マーケティング提案をしている我々自身が、
「お客様に共感する」ことが大事なのだ。
そうすれば、自ずと・・・
マスが見下していた「看板」等の街メディアが効果的なことがわかってくる。
当然、インターネットに潜り込んでいるユーザーの気持ちに同化できる。
そこに、どんなマスメディアをかぶせれば良いかも見えてくる。
ネットも、街メディアも、マスメディアも駆使する、
実のある「クロスチャネル戦略」を提案したいなら・・・
先ずは、
「虚業」である私達の意識を「実業」の現場にクロスさせないと始まらない。
語弊があると思うが・・・希望を込めて・・・
「アタマでっかちのバカは、マーケティングの現場に要らなくなるっ」
そういう良い時代がやってきているのだと思う。
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PR論
2009.11.07
2008.11.19
2008.10.10
2008.07.30
2008.07.17
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。